「木型なんです」其の3 (3部作)A.I
出来上がった「木型」が、実際に活躍する場面が「トムソン」作業です。
これは、「自動平盤打ち抜き機」(通称トムソン)に
木型がセットされて、自動的に紙を送り出し、それが打ち抜かれていくもの
です。
ちなみに、「トムソン」という名称は、1909年に発表された打ち抜き専用機の
開発者の名前から来たものです。
関西では「トムソン」が広く使われています、関東では「ビク」という表現
が一般的だそうです。
我々は、この打ち抜き機及び打ち抜き加工全般を
通称で「トムソン」と呼んでいます。
このトムソンで 多量の紙の打ち抜きが可能となっています。
打ち抜かれた紙の不要な部分を取り去る作業(ムシリ作業)をすると、
製品の出来上がりとなります。
A.I