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合紙(ごうし)仕様のわらび餅箱 ~禧水様~

禧水様では、わらび餅箱の中箱フィルムのサイズアップに伴い外箱も大きくすることとなりました。その際に、外箱を今までよりも質感のいい高級感のあるものにしたいとの要望をいただきました。そこで、強度のことも考え合紙仕様の箱を提案させていただきました。
合紙とは、2枚以上の紙を貼り合わせること、もしくは貼り合わせた紙の事をいいます。
この時に貼り合わせる紙は、同じ種類の場合もあれば、違う種類の場合もあります。例えば、「板紙+板紙」「板紙+段ボール」「板紙+薄紙」などです。
通常の箱は1枚ものの板紙で作られたものが多いのですが、合紙をして作る場合があります。理由の1つは、箱の強度を上げるためです。特に「板紙+段ボール」の合紙などは、その典型と言えます。そしてもう1つの理由は、箱の見た目(質感)などの美粧性を持たせるためです。今回ご紹介します禧水様のわらび餅箱は、この両方に該当します。
以前は、ウルトラHの単紙(1枚もの)で作成した箱でしたが、サイズアップ・高級感を目指し、タントN-8(薄紙)×ウルトラH(板紙)の合紙での箱を提案させていただきました。箱が白系のため画像では分かりづらいですが、板紙では表現しきれない質感をタントによって表現でき、もちろん合紙することにより厚みも増し強度も上がりました。
合紙をすることによって、コスト高にはなりますが、表現の幅が大きく広がります。興味を持たれた方は是非挑戦してみてください。
株式会社 禧水様
〒879-5101
大分県由布市湯布院町塚原1241-43