別府は知っていても油屋熊八は知らない大分県人もまだまだ多いと思いますが、

僕自身も最近までよく知りませんでした、そんな熊八を知ることの出来る一冊です。

熊八が別府に来たのが明治42年、まだ別府が観光都市として開花していない頃でした。

今でこそ温泉の別府として有名ですが、その名を決定的に全国に知らしめたのが油屋熊八でした。

クリスチャンである彼は「旅人を懇（ねんご)ろにせよ」(旅人をもてなす事を忘れてはいけない)

という聖書の言葉を合言葉に　亀の井旅館を創業、その後バス事業に進出し

日本で初めてバスガイドの観光案内による観光バスを発案しました。

 

 

温泉マークを別府のシンボルとして定着させ、未開発の由布院を新たな観光地として開発したのも熊八でした。

当時の絵葉書と共に観光地別府の歴史を紹介するコーナーもあり

観光と共にあった別府・由布院の明治以降の歴史を紐解く一冊になっています。

 

Toshi

 

BAHAN（バハン）

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